top of page
執筆者の写真ktomonaga

夏バテをしたくない人が頭にいれておきたいこと

更新日:2020年8月24日





体温を下げて、汗がすっと引く冷たいものは、この時期こそ楽しめるもの。 日本で一番大変な時期、梅雨が明けて、しばし雲のない解放感を味覚とともに味わいたいものです。 でも、そう、もう賢明な皆様はお分かりのとおり、冷たいものばかり食べると、どうしても胃腸が疲れてしまいます。


では、その胃腸、消化管は、広げるとどのくらいの広さになるでしょうか。


ちなみに肺は80平米、皮膚にいたっては2平米です。 答えは・・ 400平米! わたしたちの荻窪の教室(荻窪の文化堂ビル1フロア=およそ300平米)よりも広い。 25メートル×16メートル。 25メートルプールに、6コースとちょっと、とれる計算になります。 何でそんなに広いのか。 そう、それは、消化とは、それだけ大変なで、重要なことであるということの証明であります。 わたしたちはそれだけ、必死になって食べて来た。 人間は、地球上で一番の雑食。 なんでも食べて、それをエネルギーに今までやってきました。 それぞれの食べ物は、そのものが毒であったり、時間が経つと毒になったり、食べあさせて毒になったりします。 例えば、ビールに含まれるアルコール。 ビールと一緒に頂くラー油を付けた餃子。 アルコールも、唐辛子も、ほんの少しでもそのまま血中に取り入れられたら、わたしたちは、ショックで亡くなってしまいます。 消化器が、ちゃんとそれぞれ、無害にしてくれて、栄養にしてくれています。 それぞれの食べ物が、それぞれ消化され、それぞれ吸収されて、代謝されていく。 そして、ちゃんと排出される。 これができて、はじめてわたしたちは、「すっきり」、健康感を得ることができます。このどこかが欠けていても、わたしたちとっては大きな苦痛です。


便秘や二日酔い、下痢をしているときのことを想像すると分かります。 消化器、胃腸の内壁は、粘膜です。柔らかくて、温かくて、湿っています。 これをできるだけ、やさしく保ってあげたい。柔らかく、ほっこりした状態の胃腸しか、本当の空腹を感じないし、ちゃんと消化してくれません。 胃腸をほっこり状態に保てれば、わたしたちはバテない。


冷たいものは、暑いときに少しはいいですが、これがいつもいつも通り過ぎるていくと、どうでしょうか。


はい、粘膜は冷たく、固くなってしまいます。


ビールはどうでしょう。あるいは、そのほかのおいしい冷たい飲み物はどうでしょうか。


自分の内側にあるけど、食べたものとすぐに接する粘膜。消化管。


ここをやわらかく、温かく、いつもほんわかさせておく。


そのように想像して、感じ取ろうとすると、おのずと今日何を食べたらよいのか、何に気を付けないといけないのか、よく分かってこないでしょうか。 それがよく分かれば、今年は夏バテ、回避できると思います。


閲覧数:288回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page